私は×××〜譜面〜

 

憎いモノが沢山ある

憎いモノが大嫌い

でも その憎いモノは俺に手を差し伸べる

振り払った手に残る温かさが苦しい…

そんな温もりを俺に分け与えて

それで仲直りのつもりだろうか?

…でも それで良いのかもしれない

最初から望みなんて無かった

離れた時から失っていた

そんな俺にも一握り

たった一握りでも

その温もりを感じる事がまだ出来た

その事実 ずっと忘れてはいけない

一瞬でもその温もりを感じた事を…

 

与えられた温もりは

胸の奥で発火している

線香花火のように消えぬよう

胸の奥底で針のような痛みを与える

それを知ってしまったから

俺はもう抜け出せない

雨のように時折与えられる温もりに

手を差し伸べ

ツバメの子のように求めている

憎いモノの手から溢れる

憎いほど優しい温もりに

自分でも信じられないくらい縋り付いて

赤子のように泣いている

 

そう 俺は愛に飢えた大きな赤子

もう憎いモノからでも構わない

その手から生まれる温もりを

その口から紡がれる温もりを

俺に分け与えて…

 

 

*コメント*

譜面先生の詩って案外書き易かったです。

私の作った暗いキャラは、なんとなく愛に飢えてるそうです。

 

*ブラウザの戻るで戻ってください*


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理